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                  |  | 商社勤務のKさん。 年代は50代半ば。
 白髪交じりで、小柄で小太り。
 話し方がちょっと胡散臭い感があって、まさにタヌキっぽい雰囲気をかもし出している。
 このKさん、じつは少々ドジなんです。
 名古屋駅で待ち合わせて、一緒に歩いていたときのこと。
 雨の日に現場へ同行しているときも、足元がすべりやすくなっていたので、
 「足元、気をつけてくださいね。」
 と声をかけた。
 「あぁ。」
 と答えた直後、Kさんの身体は宙を舞った。
 傘を持ったまま、足を何度かバタバタさせるように、最後は小太りの身体が浮いて、大きく尻餅をついたのだ。
 その、バタバタした感じが面白ろすぎて、しかも、お尻の部分が雨に濡れてしまったその姿を笑わない人がいるでしょうか?
 しかし、相手はお客様。
 必死に笑いをこらえ、
 「大丈夫ですか!?」
 Kさんは、また、
 「あぁ。」
 と、一言。
 大丈夫というからには、大丈夫なんだろう。
 ただ、笑いがこみあげる・・・
 肩が震えるのを気づかれないように、Kさんの1歩後ろへ。
 でも、お尻のシミが目に入り、さらに笑いが・・・
 同行している間中、笑いとの戦いでした。
 
 
 
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